クアラルンプール郊外のスバンジャヤエリアにあるSS15という地区。
ここにはタピオカミルクティーのお店がたくさん店舗を構えています。
タピオカミルク大好きなわたしとしてはぜひ一度行ってみたいと思っていた場所をようやく訪問してみました。
鹿角巷The alleyなどの有名店も並んでいる中、全部トライしてみたい気持ちはやまやまなのですが、限られた時間の中で限られた胃腸の許容量と相談しなければなりません。
結局2店に絞ることとなったのですが、今回はその2店のうちの一つ、「吉龍糖Ji Long Tang」について紹介したいと思います。
吉龍糖Ji Long Tang訪問記
吉龍糖(英表記:Ji Long Tang、ジロンタン)の店舗は、LRTケラナジャヤ線SS15駅(スバンジャヤSubang Jaya駅のお隣の駅です)の目の前にあります。
ランドマークとしては駅前の「SS15 Courtyard」というショッピングモールがあるのですが、その目の前です。
駅から歩くなら、同じく駅前の「Donutes」というベーカリーカフェのお隣、と言った方がわかりやすいかもしれません。
幸福堂(XING FU TANG)やジアレイ(The alley、鹿角巷)が並んでいるタピオカミルクティーストリートとは少し離れた場所にポツンと存在しています。
が、立地的には駅前で、しかもショッピングモールの目の前という超有利な立地のように見えます。
テラスやカウンターだけでなく、ドアを隔てた奥には少し暗めの照明のテーブル席・ソファ席があり、ゆったりとくつろぐこともできます。
土日の15時頃訪問したのですが、行列ができている、というほど並んではおらず、オーダー列は3~4組といったところでした。
支払いにFavePayが使えるので便利です。
メニューはウーロン茶ベースのものなども含めたくさんあったのですが、代表メニューとしての「黒糖タピオカミルク」は2種類あり、濃厚ミルクのもの(黑糖珍珠厚奶)と普通のミルクのもの(黑糖珍珠鮮奶)から選べます。
濃厚ミルクのものは、ミルクフォームを加えているということです。
さらに、吉龍糖では甘さのレベルを100%と30%から選ぶことができました。
Tealive(ティーライブ:マレーシアに多数店舗を構えるタピオカドリンクのチェーン店)に慣れている私としては、「なんか極端だなあ、50%とかないのかな?」という印象を持ちつつ30%を選んだのですが、商品ができて実際に飲んでみたら「ちょうどいい甘さだな」という感じでした。
こちらも店頭でタピオカを黒糖で味付けしている様子が見れたり、カップに黒糖シロップを纏わせて糖分の量を調節している様子が見れたりと、黒糖タピオカミルクが仕上がっていく過程を目の前で見ることができます。
出来上がりを待つ時間は、最初はカウンターから調理工程を眺めてて、飽きてからは店内奥のテーブル席で待っていたんですが、ちゃんと店内にも出来上がり呼び出しを確認できるモニターが付いていて、安心です。
こちらでも、商品引き渡しの際に、店員さんが「~回くらいシェイクして飲んでね!」と教えてくれました。(肝心のシェイク回数は忘れてしまいました。。。)
お味は、、、
まずタピオカがすんごく柔らかくて、黒糖の優しい甘さと相まってめちゃうま!
そしてドリンクそのものも、甘さレベル30%でも十分に甘くておいしかったです。
たぶんですが、ミルクとバランスよく混ざり合っていて、ミルクの甘味もしっかりひきだされて充分な甘さを感じられたのかな、と思います。
わざわざ「濃厚ミルクの黒糖タピオカミルク」というメニューが用意されている意味がなんだかわかったような気がします。
タピオカの柔らかさとミルクフォームの滑らかさ、これらが黒糖の優しい甘さでつながって全体としてしっくりまとまるのかな、なんて理屈こねてみたりしちゃいました。
こちらのタピオカは、同日に飲んだ幸福堂のタピオカよりも芯まで柔らかくふわふわしているのが特徴かな、と思います。
皆さんの好みによると思いますが、柔らかいタピオカがお好みの人は、まず吉龍糖に行ってみるのがおすすめかも!
日本からの旅行・出張者にもおススメな吉龍糖
吉龍糖は日本にも店舗があるようですが、2019年4月下旬に恵比寿に一号店がオープンしたばかりということで、まだまだ日本でもレアな存在のようですね。
日本ではどのくらい行列しているのでしょうか。。。
クアラルンプールの吉龍糖も大人気ではありますがそれほど並ばずに購入できると思います。
クアラルンプール在住者はもちろんのこと、日本から旅行や出張等でいらした方も、日本では行列必至の美味しい黒糖タピオカミルクをゆったりと堪能してみてはいかがでしょうか。
吉龍糖の店舗情報
最後に、吉龍糖の店舗情報は以下の通りです。
吉龍糖@SS15
営業時間:12:00~24:00
住所:7, Jalan SS 15/4e, Ss 15, 47500 Subang Jaya, Selangor
アクセス:LRTケラナジャヤ線SS15駅から徒歩1分、「SS15 Courtyard」目の前
クアラルンプールには、今回訪問したSS15店のほか、Puchong(プチョン)とCheras(チェラス)にも店舗があります。
KLCCやブキビンタン、KL Sentralといった都心部にはまだ店舗がないのですが、Facebookページなどを見ると続々と新店オープン予定のようなので、都心部や便利な場所への出店も期待しています!
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