海外就職・海外移住することになった人にとって、渡航後の大事な作業。
銀行口座開設!
特にお仕事する人にとっては、給与を受け取る手段としてなくてはならないものですね。
どこの銀行の口座を開いたらいいのか?については会社の指示に従うとして、今回は私が開設したHSBC 銀行の口座開設手順についてレポートしていきたいと思います。
【HSBCマレーシアの口座開設】必要な提出書類は?
結論から書いておきますが、最終的に必要となった書類はこれらでした。
パスポート
身分証明書 & 長期滞在であることの証明として必要です。
たぶん長期滞在ではない普通の旅行者が口座開設するのは無理そうな感じです。
会社からの紹介レター
所属企業からの紹介状という意味と、給与証明(預金の見込みを確認できるもの)という意味合いがありそうです。
私の場合は、こちらが頼む前に会社のHRからこのレターを渡されて、HSBCで口座作ってきてねと言われたので、おそらく外国人の口座開設には必要な書類になるのではないでしょうか。
日本での住所を証明できるもの
国際運転免許証を提出しました。
他の書類でも良いけど、英語表記がないとたぶん受け付けてもらえないと思います。
マレーシアでの住所を証明できるもの
住んでいるコンドミニアムの賃貸契約書のコピーで良いとのことでしたが、私の場合同居人の名前で契約しているため、それがない、、、と伝えると、会社からの紹介レターに現住所も併記してもらって!と言われました。
会社のHRには面倒かけたけど、伝えたらすぐ作ってくれました。
必要書類は銀行によっても異なるだろうし、特に外国人に対する口座開設は審査が厳しくなりつつあるようなので、タイミングによっても変わってくると思います。
どうしても一度の来店で全て済ませたいのじゃ!という方は、事前に店舗に電話して必要書類を確認してみるといいと思います。
(いちばん良いのは、二度手間になることを受け入れてのんびり構えることだと思います!)
【HSBCマレーシアの口座開設】HSBC銀行支店訪問レポート!
それでは、実際に店舗に赴いた際のやりとりを記録していきます。
HSBCマレーシアの銀行支店訪問、受付
入り口に大体セキュリティ兼案内係の人がいて、その人に要件を伝えると番号札を取ってくれるのですが、今日はなぜか席を外していたので自分で番号札発券機へ。
要件を選ぶ画面が出てくるので「Open Account」的な文言を探してタッチ。そうすると作りたい口座種類まで聞かれたので、給与振込口座を選ぶと無事に番号札が出てきました。
(ビビりなので事前にHPで口座の種類とか調べてたんで難なくクリア。よかった!)
カウンターへ呼ばれる
私が訪問したのは金曜日の10時頃だったのですが、待合ソファにいたのは私以外に1人だけでした。その人と程よく距離を置いて座ったところ、すぐに私の番号が呼ばれ、カウンターへ。
How can I help you? と聞かれたので、
I would like to open account for salary. と要件を伝えます。
ついでに外国人であることも一緒に伝えました。
I am not a Malaysian, so I brought my passport with work permit…
ここまで伝えたら、あとは行員さんにお任せで。
なんか雑談をちょこちょこ挟んでくれて、マレーシアに来るのは初めて?とか旦那さんは近くで働いてるの?子供はいるの?日本でもこの会社で働いてたの?とかいろいろ聞かれました。
私も日本に行ったことあるの、東京と大阪!ディズニーとUSJ行ったのよー!
と、どこまでが口座開設に必要な情報でどこからがただの雑談なのかあまりよくわからない感じでしたが、とても気さくな感じの銀行員さんで安心でした。
まずはパスポートと会社からの紹介状を見せて自分が外国人労働者であることを伝えると、先述した住所証明書類(マレーシア・日本それぞれの)を用意するように言われました。
担当してくれた行員さんはとても親切で、誤解がないように紙に書いて説明してくれました。
さらに、私の場合マレーシアの住所証明書類をその場で持ち合わせてなかったため追って提出しなければならなかったのですが、写真撮ってメールで送ってくれればよいということで、改めて提出のために銀行に行かなくてすみました。
このまま審査と口座開設手続きを進めてくれるということで、手続きが完了したらカード受け取りにきてね!といわれ一旦店舗を後にしました。
後日再来店、カードゲット!
不足書類をメールで提出すると、すぐ返事をもらえ、次回来行日のアポイントを調整しました。
しっかし、銀行の窓口営業時間、9:30~16:00 とか、短すぎるよ。。。仕事中に抜け出すしかないじゃないか、、、
幸い、仕事はまだスケジュールゆるゆるなので、平日しかオープンしていなくてもなんとか調整できましたが。
前回の担当者の窓口を訪れると、当たり前のように覚えていてくれて、ATMカード兼デビットカードの発行と、ワンタイムパスワードデバイスの発行を進めてくれました。
さらに、同時に発行されたATM初期パスワードをすぐに変更するように言われたのですが、その作業を店頭ATMまで案内してくれて親切に教えてくれました。
たぶんATMでお金を引き出すことすら手間取りそうな外国人の私にとっては本当にありがたい心遣いでした。
【HSBCマレーシアの口座開設】まとめ
マレーシアのHSBC銀行での口座開設手順をレポートしました。
先人の経験をブログで見る限り 銀行員さんとの英語でのコミュニケーションがうまく取れないと口座開設も拒否されるケースがあるなどという話を聞いたりして内心かなりビビってたんですけど、今回の行員さんはとてもフレンドリーで、リラックスして手続きに臨むことができました。
外国人の口座開設については条件がどんどん厳しくなっているようで、口座が必要な理由や自分の身元を証明できる書類が要求されます。思いつくものがなくても、銀行の担当者に相談すれば親身になって提案してくれると思いますので、まずは臆せず相談してみましょう。