マレーシアでコンド探し|1年未満の賃貸契約は可能?物件探しでやったこと

マレーシアのコンド引っ越ししたいけど、1年いられるかわからない…

1年未満の賃貸契約、どう探せばいいの?

こんな事態に直面しちゃったので、1年未満の賃貸物件探しをした記録を残しておきます!

マレーシアの賃貸契約について

マレーシアでコンドミニアムを借りる時、賃貸期間は1年 or 2年縛りの契約になることが一般的です。

期間を満了せずに途中で退去する場合、デポジットの没収だけでなく、残存期間分の家賃の支払い義務が生じるような契約内容になっていることも多々あります。

契約期間1年未満の賃貸コンド探しでやったこと

マレーシアに来てから既に3軒のお部屋に住んできた我が家。

これまでは日系不動産会社の紹介を受けたりiPropertyで自力で探したりして引っ越し先を見つけてきました。

ところが1年未満の契約となると、対応してくれるオーナーさんがぐんと減ってしまうそう。

全然見つからずに家なき子になってしまわないよう、あらゆる手段を洗い出して探すことに。

  1. 日系不動産会社へ相談
  2. 日系不動産会社のサービスアパートメント情報を収集
  3. iProperty等のサービスアパートメントのリスティングからエージェントへ連絡
  4. Airbnb
  5. SpeedHome
  6. インスタグラムやFacebookの広告

1.日系不動産会社へ相談

まずは様子を探るために複数の日系不動産会社にコンタクトを取ってみました。

エリア、契約期間、予算を伝えて、候補物件のリストを送ってもらう、という形で進めました。

が、やり取りしていてわかったのは、「1年未満で契約できる物件」を教えてくれたのではなく、「1年未満の契約にも融通を聞かせてくれそうなオーナーさんの物件」を教えてくれているらしい、ということ。

なので、物件を内覧して「ここがいい!」となってからオーナーさんと交渉して家賃を提示してもらう、という進め方になりそうで、それはつまり交渉する段階になって「1年未満はだめ!」と言われる可能性もなきにしもあらず・・・

いくつか物件を内覧させてもらったものの、あまりピンとくるお部屋もなく、あったとしても手戻りが多そうだなと思い、次へ進むことにはなりませんでした。

2.日系不動産会社のサービスアパートメント情報を収集

一般的に1年未満の契約期間で賃貸できるのは「サービスアパートメント」と呼ばれていることが多いので、サービスアパートメントを専門に扱っている会社のホームページもチェックしてみました。

日系不動産会社でヒットしたのは「スターツクアラルンプール」と「トロピカルリゾート」のサイト。

・・・なんですが、前者はサービスアパートメントが1件しかヒットせず、後者はそもそも更新がなされていないようで、正直まったく情報収集になりませんでした・・・

他にもこれ系のサイトをあたってみたんだけど、情報も古いし日本円表示でめちゃくちゃ高いしで、参考になりませんでした・・・

3.iProperty等のリスティングからエージェントへ連絡

iPropertyPropertyGuruなどの賃貸物件サイトにも、1年未満の契約が可能なサービスアパートメントが含まれていたりします。

ただ、1年未満で契約可能な物件を絞りこむ機能はなく、個別に問い合わせる必要があります。

物件の種類が「サービスアパートメント」となっている検索結果の中から気になった物件について、エージェントへ連絡し、「1年未満での契約は可能か?」「〇ヶ月の場合家賃はいくらか?」など聞き出すことになります。

わたしも何件か問い合わせてみたところ、短期だと家賃が大幅にあがるケースが多かったです。

例えば、iPropertyにはRM3,000と書いてあるけど、6か月契約の場合RM3,500になっちゃう、など・・・

マレーシアで1年未満の契約ができる短期滞在用サービスアパートメントを問い合わせた記録
iProperty経由での問い合わせWhatsapp

こちらの写真の物件も、リスティングにはRM3,000と記載されていたものの、半年契約となるとRM3,500になるとのこと。

さらに、問い合わせるにも選択肢がたくさんありすぎて絞り込むのに一苦労。

自分の住みたいエリアにどんなコンドミニアム・サービスアパートメントがあるのかざっと把握しておくと、探しやすいと思います。

わたしはKL中心部での引っ越しを考えていたので、以下のサイトでどんな物件が候補になるのかチェックしておきました。

KL中心部で外国人向けの物件名と特徴がわかりやすくまとまっているので、1年未満の契約に限らず、引っ越し先を探している人は一度目を通してみるといいかも。

4.Airbnb

いい物件が見つからなかったときの最後の手段として、Airbnbもチェック。

Airbnbは基本的に1泊からの短期滞在のための貸し出しが一般的ですが、中には1か月以上の長期宿泊でディスカウントしてくれる物件もあります。

エリア・条件などであらかじめ検索しておいて、数か月滞在できそうな部屋の目星を付けておくといいでしょう。

エアビーのいいところは、お部屋ごとの口コミからある程度良し悪しを判断できること。

それから、実際に1泊宿泊してみて居心地がいいか、オーナーはちゃんとコミュニケーションできる人か事前に確認することもできるよね。

コロナ禍でなければ、積極的に取り入れたかった!

5.SpeedHome

SpeedHomeのホームページ

SpeedHomeはオーナーさんとテナントをつなぐプラットフォーム。

デポジット不要な物件が多いこと、ヴァーチャル内見ができることが特徴。

不動産仲介業者ではないので、間にエージェントが入らず、オーナーさんとの直接取引になる点に注意が必要です。

まだメジャーではないものの(それでもKLで約1000件登録されてる!)、融通の利くオーナーさんが多く集まっていると思われるので、ここも覚えておいて損はないかも!

6.インスタグラムやFacebookの広告

ここまで紹介した手段でいろいろ調べていると、パソコンやスマホの画面に登場する広告がだんだん不動産関連のものになってきます。

特にインスタの広告に物件情報が出てくることが増えました。

一昔前まではインスタやFacebookの広告なんてアヤシイ案件ばかりで信用していなかったのですが、最近はちゃんとした企業も広告出すようになってますよね。

私の場合も、インスタに表示された広告から問い合わせして数件内覧し、うち2件が最終候補にまで残りました。

自分が問い合わせた物件に限って言うと、

・実績のある会社が自社で貸し出している(先に個人オーナーがいない)

・そのサービスアパートメント自体が信頼性あり

な物件が多かった気がします。

個別の広告から問い合わせるのってちょっと心理的ハードルが高いかもしれませんが、意外とちゃんとした物件もあるようなので、候補に入れておくといいかもです!